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-続・店長の後悔日誌(傲慢篇)2015-2019年〜-

>後悔日誌は現在、フェイスブックの個人アカウントで主に掲載しています<

部分的な記事だけ当ページに転載する形で残すことがございます。

本記事はその名のとおり、主に後悔している記事が多く、また傲慢にして偏見、笑止千万、悪口雑言、不愉快、如何わしい内容につき、予め御容赦下さい。
また、あまりに愚かなことを書いてしまったらあとから後悔して修正していたりしますので、何卒ご容赦願います。

2018年10月26日 〜ある日のお客さまとの楽しい会話〜 <客観的に自分を見る難しさ>

2018年4月1日 5月に奈良県に移転予定のお知らせ

2017年11月27日  なぜ、きちんと謝れないのか

2017年11月11日 送料無料規定 廃止のお詫び・お知らせ

2016年12月18日 おさすい様、本当にすみません。<(_ _)>(靖国神社のお守りのお礼とお詫び)、新年は判断の年 過度な期待をせず、前向きに

2016年9月29日 緊急出動の収入で粉轢き器を買いました。(フレームVにバージョンアップ!)

           売れない水槽台の材料で^^;、 お世話になった病院さまにベンチを

2016年8月31日 ★警備(緊急出動)のお仕事の開始と、お詫び

2016年5月8日 ★愛車への感謝 ★村おこし孤独隊 初の高齢者サロン

2016年1月25日 ★村おこし孤独隊 昨年作ったもの 

2015年8月13日 ●昨年の税務調査についての御礼と最終報告 

2015年5月6-7日 7日追記-1 ●祝!軍艦島など「明治日本の産業革命遺産」世界遺産へ 

            7日追記-2 ●安倍総理の訪米の大ご成功、お祝い申し上げます。                       

           ★村おこし孤独隊(2015年2月21-26日)●民宿きららさん 水槽改装バイト工事

2015年3月1日  ★村おこし孤独隊(2015年2月21-26日) ●激動の韓国学生・生徒さんのホームステイ週間

2015年2月12日 ★村おこし孤独隊(2014年12月ごろ)●「民宿 きらら」さんの イルミネーションカンバン 作成

2015年2月11日 ★村おこし孤独隊(2014年11月ごろ)●パン屋のおそのさん&民宿漁火さんの欧風金属風・木製カンバン 作成 

2015年1月28日 ●年賀状メッセージにかえて 人の縁と長い冬● ●養殖サンゴと経営●

・・・・・・・・・・・・

2018年12月29日

※この記事は同日に>フェイスブックの個人アカウント<で掲載したものの転載です。

 あらためて、今年も本当に有難うございました。

 移転からはや半年、後ろ盾の無い心細い身の悲しさと試練の連続で、一時は本当にどうなることかと思いましたが、

 お蔭様でなんとか一条の希望をもって年を越せそうです。

 移転前から、場所の保証人や提供を申し出て下さったお客様、また色々なお助けもいただいて、心から感謝を申し上げます。

 移転にはかなり費用がかかり、当初長崎に残した家を売却した資金で養殖サンゴ再開の元出にと思っていましたがこれが今でも売れず、しかもインドネシアのサンゴが

禁輸で、8月ごろは費用は残り少ないうえ売るものは乏しい状態で、本当に途方にくれていました。

 しかしそこにインスピレーションがあり、フェイスブックではじめて自社製品の広告と広告キャンペーンをさせていただいてこれが激的な効果があり、8月末から急な登り調

子になってなんと10月は移転前セール意外では過去数年来なかった売り上げになりました。11月以降、徐々にフェイスブックの広告効果が薄れてきたところに、12月ヤフオ

クにようやく少し増えてきた養殖サンゴを出品したところ、宣伝効果となったのか、店の方に多数ご注文をいただけました。

(※追記 先日の記述で今12月は収益が少ないことを申しておりましたが、これは高額な仕入れ(デニトロゲン、エサ原料、養殖サンゴなど)が重なったためです。)

 残念ながら、活性底面BOXの販売個数は移転の空白もあってか過去最低を更新してしまいましたが、なんとか挽回していきたいものです。

 これ以降は、大きな費用を出してそろえなければならないサンゴの準備もほぼ終わり1月からは少し楽になりそうです。

 また、OFシステムのMarco300も開発が進んでおり、ヤフオクでも及第点の値段がつき、いいご評価をいただけました。なんとか希望を持てる形で新年を迎えられそうです。

 親友からほぼ6年振りに電話をもらい、結婚が決まったことを告げられ、自分にまで春の予感をもらいました。

 長崎で一人暮らしになってからの6年間、トンネルに入っていたような人生で、友人に電話ひとつかけることにもろくな話ができないと思い、抵抗がありました。

 この半年、自分の持ち物で売れるものほとんど処分し、仕事の資金に変えました。今の瞬間も、もっともっと苦しい思いをしている人も多々いらっしゃいますが、ある意味で

自分もそれなりに底を見てからの再スタートとなったように思います。今のこの瞬間の心境をかみしめて、仮にもう一度、ある程度の安定に恵まれたときは、今度こそ謙虚に

歩みをすすめて、世の中への貢献できる仕事をしていければと思います。

 こちらの侘しい現状報告でのご挨拶で恐れ入りますが、あらためまして、本年も本当に有難うございました。

 何卒、良いお年をお迎え頂けますようお祈り申し上げます。

2018年10月26日

※この記事は同日に>フェイスブックの個人アカウント<で掲載したものの転載です。

 <客観的に自分を見る難しさ> ある日のお客さまとの楽しい会話〜

 いつも有難うございます。

 このわずか2ヶ月間でも、特に古いお客さまと色々な深い話をさせて頂きました。魚の話もですが、仕事上や人付き合いでの人間関係の話が多く、大変貴重な対談ができて

勉強になります。その中で、もちろん私も含めて如何に自分を客観的に見れているつもりで見れていないか、単に独善的に判断していることを、客観視していると勘違いして

いるか、という話を先日しておりました。

 他人の行動はどうしても批判的に見る傾向がありますので、その善悪がわかりやすいのですが、自分の行動は本当に公平かつ冷静に見ないと実は客観視などできていな

いことが多いと実感しております。「善意なる第三者の立場に立ってものごとを見よ」というのは私の心の師 故人 高橋信次氏の教えですがまさにこの通りと思います。

この言葉も、聞いている、知っているだけで半ばやっているような気になっていましたので、怖い勘違いでした。

 客観的に、もし他人として自分の行動を聞いたり、見たら、あるいは見方を変えたら絶対おかしいと批判するようなことを結局自分もなんとなくやってしまっており、自分のと

きだけは贔屓で言い訳をしてやってしまっている場合が実際によくあります。

 特に人間関係で馴れ合うと、そうなる傾向があり、どこまでもエスカレートしてしまう場合が多いです。

 相手と自分の立場を入れ替え、相手の立場にたって考えるということは、とても大事でよくいわれることですが、実はこれはかなり想像力を働かせて、そのときは他に何も

せずにとまって考えるくらいでないと、実はできないことが多いと思います。(私は便所で座っているとき、ちょうどいいのでよくそれをします。)

 ただ、私たちのようなお客さまの対応をし、一般的に小なりとはいえ批判にさらされる人間は、他人からの客観視を気にしないといいながらも無意識にやはり気にしています

ので、結果的にその想像力もいくらかそなえざるをえないことがあり、それが過ぎると、ひとつの現象として表と裏の二つの顔をもつようになります。すなわち、表面上だけは良

さそうなことをいって、心は違い、見えないところでは人にいえないようなことをしているようなこともおきやすくなります。

 私はこれが性格的に極力嫌なので、たとえば店の運営でも、親しいお客さんにも心苦しく、申し訳ないですが、よほどの理由や事情がない限り、店の規定やルールは極力

守っていただいています。公平が原則です。親しくなると、どうしても自分を特別扱いしてほしいという要求が出てくるのですが、これは他のすべてのお客さまを裏切ることと

私は考えていますので、お断りさせていただいています。

 あるいは、もしそれを認めるなら、ルール自体を変更して、すべてのお客さまも公平に対象とするようにします。 

 訪問されるお客さまも皆、お仕事や人間関係で苦労されていますので、当方のような店を応援下さる方は、同じようなことを悩み考えておられる方も多く、そういう意味で、

魚以外でも今日は来て良かった、来てもらって良かったという有意義な一日であったと思える、これが店をわざわざ開店させてもらった理由の大きなひとつでありました。

 先日、長崎にいた頃は田舎の直接の人間関係で、自治会はじめ、濃い濃い関係で、議論もしばしばありましたが、充実もしておりました。人の家の中まで呼ばれて入り

込み、家族間の問題まで割り込んだこともしばしばでした。田舎の自治会などで関係が広がると、そういうこともあります。

 また、不思議なことに、これをやめたいとは思いませんでした。むしろ、昨今の浅くて広がろうとする軽薄な関係の方がなにか嫌悪感があります。 

 少し話を落として申し訳ないのですが、なぜ私が海水魚業界のいわゆる有名人や他店様との関係を遠慮させていただいているかは、もちろん中にはいい人も居られます

が、多くは上記のことなど論ずる以前の問題、人格的に問題のある人が多かったからです。

 これまで、素人の時代から数えて約28年間、お店や業界人で多数の人と知り合いになり、交友してきたお店に一方的な協力をしてきたことも多いです。その中でいいことも

なかったとは申せませんが、大なり小なり残念な結果に終わりました。

 また、決してこの業界に限ったことではなく、ある分野での知識があるからといって、人格や品格がそれに伴っているかといえば、まったく違うと思います。

「知識があっても教養がなく、自尊心があっても自制心がない」というのは、田中芳樹さんの小説「銀河英雄伝説」のロイエンタールという人の言葉ですが、現実には当てはま

る人が多く、私はこれを昔から自戒の言葉にしています。

 そういう人は独善の極みですから、口が悪く、なにかあるとすぐに争いになります。私たちは店ですから基本的にお客さんには折れますが、上から目線でプライドをもってい

る人同士が自己主張しだすとまずうまくいきません。一方で、だからこそ一般の人の支持をうけたいという意識が強いので、やたらと多くの人と知り合いになろうとする心理も

あるように思います。

 しかし一般のしずかなる方々は、表面上は知り合いになってもそんなことにかかわりなど持ちたくは無いと思います。

 人は、一時はアクやクセの強い人が面白く見えても、最終的には誠意と思いやりのある、謙虚で真面目な人を好むものです。 ただ他人のことをいいます前に、自分も過

去を振り返ると、間違いと恥ずかしいことだらけです。悪意は一応なかったにせよ、軽率さと、善意に端を発したものでさえ間違いは多々ありました。それが今の厳しい現実と

環境の素にもなっていることを直視し、せめてそれを素直にみとめて、改善の材料とするしかないと思います。

 止め処も無いことですみません。こういう話を店でしはじめますと、お一人様1〜2時間は楽勝でコーヒーがボトルで開いたりします。(笑)
 

 さあ、明日はどなたがこのショボ店に来て下さるか、楽しみです。(そのまえに、義理入荷の魚をなんとかして売らんと〜〜(;;))

 駄文で失礼いたしました。<(_ _)>

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2018年4月1日

5月に奈良県に移転予定のお知らせ

 恐れ入ります。フェイスブックでもお知らせをさせていただいておりましたが、固定表示のお知らせとしまして、こちらにも掲載させていただきます。

当店は、5月中に奈良県に移転を予定しております。 これに伴い、当月は営業をしばらくお休みさせていただく期間もございますため、誠にご迷惑をおかけいたします。

 何卒、ご理解、ご容赦のほどいただけますと幸いです。日程や休業日が分かり次第、追って掲載させて頂きます。

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2017年 11月27日 

なぜ、きちんと謝れないのか

※この記事は、2017/11/27のフェイスブックの喚きとして掲載したものに、加筆・修正して掲載いたしました。

 以前から何度もこのことを一度発言すべきかと思いつつ、こんなことを言っても意味がないかと思い、書いては消して断念しておりましたが、さっきフェイスブックでお詫びで

”ご不便”という言葉を使いましたことをきっかけに、今日ついに書いてしまいます。この”ご不便”という言葉は実は使うことに一抹の抵抗がある言葉でした。
 
 私は自分が通販業であるだけでなく、日常的に自分も通販を利用させてもらっており、大変助かっております。しかし昨今、通販の世界、しかも特にこの海水魚関係の世界

でよく感じることがありまして、

 ”なぜ、お客さんにあきらかに迷惑をかけてしまっている時に、きちんと謝れないのか”ということです。

 こんな小言を言うのもどうかと思いつつ、同じ不満を持っておられる方が他にもきっといらっしゃるであろうと思い、その代弁のためにもなどと思い、ついに口火を切ってしまい

ましたことをお許し下さい。特定の誰かを批難したいわけでは決してありません。全体的な傾向についての問題提議と思っていただけますと幸いです。

 私は自分の日常的な問屋やお客様との取引のほか、最近は養殖サンゴの種としての仕入れを行うためや、飼育用品で残念ながら卸業者で買うよりネット通販で購入する

ほうが安い場合があったり、お客様にお送りするものがたまたまこちらの在庫のミスで無いので、急遽他店から発注してお客様に直送をかけることなどがあり、ご同業の店に

も一般客として注文を出すことがよくあります。これらの中で色々なトラブルが実際にしばしば起きています。

 具体的には、ページ上で在庫があるといっているものが実際に注文したらなかった。お店やオークションなどで送ってきた生体があきらかに送り方が悪く、死亡していたり、状

態が悪かった、送ってきたものが違うものだった。また普通の仕入れ問屋との取引でも、本来、当然在庫しているべきものが無く、長期欠品で、仕入れまで日数が大変かか

った。などです。

 お互い人間である以上、間違いがあるのは当然ですし、やむを得ないこともあります。また生き物の扱いはそれ自体が大変難しいものでありますので、小さなトラブルが

日常的に起きるのは当然と思いますし、私もよくミスをしますので、仮になにかあっても、ことさら相手を責めるような気は全くありません。

 しかし最近、こういうことがあったとき、相手様とのやりとりの中で、文章のどこにも”申し訳ありませんでした。””御迷惑をお掛け致しました”という明確なお詫びの言葉が

無い場合が多いのです。

 あるいは、業者から通達のようなものがあって、題名で”お詫びとお知らせ”としながら、文章中にはお詫びのような文言がないのです。

 これはあたかも”自分のせいではない”ということを無言であらわしているような印象もあります。あるいは、自分の仕事に誇りをもちすぎている、あるいは、誇りの持ち方を

間違えているのではとも思います。自尊心が強すぎるのかもしれません。

 私の場合は自分の過ちを認められる自分であることにだけは自尊心をもっているつもりですから、むしろそういう誇りの持ち方ができればいいのではないかと思います。

いずれにしても、こういった、お客さんに頭が下げられない、過ちを認められない態度は商売に携るものとしていかがなものかと思います。

 あるいは、さっき書きました”ご不便をおかけいたしました”という言葉ですが、これもあきらかにお店のミスによって起きてしまっている時に、しばしば使われた言葉でした。

 不便というのは”便利でない”という意味ですから、相手に自分自身の過ちであきらかな迷惑をかけたときに用いるお詫びの言葉ではありません。本来、というより普通は、

”ご迷惑をおかけして申し訳ありません。”などというべきではないでしょうか。なぜこんな変な謝り方をしてしまうのかなと思います。

 買ってくれるお客さんへの感謝、自分がもし客で同じ事を言われたらそれで納得するのか、ということを考えながら、お店としての態度をとるべきではないでしょうか。

 商売人は、何かあったとき、少しでも自分に非があればとりあえず、お客様に頭を下げられる腰の低さが基本ではないかと思います。またこれは卑屈になることとは違うと思

いますし、また、謝ることと実際に、起きたことに弁償などをすることとはまた違う話です。

 しかし余談の余談ながら、こういうことがまともにできていないお店あるいは人でも、当店などよりはるかに利益をあげているわけですから、商売の本質って、悲しいかな違う

の所にあるのかなあと、世の中の不条理を思ってみたりもするわけであります。 誠実な人が大成する世の中になって欲しいと思います。

本当に偉そうに長々失礼しました。 拝

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2017年 11月11日 送料無料規定 廃止のお詫び・お知らせ

こちらへの追記はほぼ1年ぶりになります。フェイスブックが便利なために、こちらには記載しておりませんでしたが、まだ、フェイスブックやこちらとの使い分けがはっきりして

おりません。重要な記録として残すべきことや、私の如何わしい政治的発言や喚きや愚痴などはこちらのこぼすべきかと考えております。

(一応、トップページからのリンク場所を少し改正しました。)

あるいは個人のフェイスブックアカウントを後悔しまくろうかとか、色々と実のないことを考えております。もう少し考えさせてくださいませ。<(_ _)>

ただ、このたびの送料無料を一旦廃止させていただくことにつきましては、極めて重要な変更になりますため、すぐに確認できる本館のこちらの後悔日誌にも記録として記載

させていただきました。どうもすみません。<(_ _)>以下、転載になります。

(下記は11月4日のフェイスブックに掲載させていただいた内容の転載です。)

12月より、送料無料規定 廃止のお詫び・お知らせ

本日は、誠に申し訳ない限りのお詫びとお願いをさせて頂かなければなりません。

12月以降、現在の\4,000以上送料無料の制度を、取りやめさせて頂くことを予定しております。

言い訳させていただくのは見苦しいので恐れ入ります。
私自身も、手ごろな購入金額で送料無料になるのは大変嬉しい制度で、やめることなど、あるとき
までは全く考えておりませんでした。

しかし、現状で収益の1/3〜1/4が送料に持っていかれてしまっており、あらゆる材料費、生体
入荷価格、業者からの送料経費がすべて値上げ方向のみで、薄利多売ではもはや対応できず、
さすがに苦渋の決断をせざるを得ないこととなりました。

これにより、ご注文がすくなくとも3割以上減ってしまうことは覚悟しておりますが、実はそれ
でも今より経営が安定するという可能性が高く、こういう制度改悪は本当に避けたい限りなので
すが、何卒、ご理解を頂けますと幸いです。

無論、お荷物の個数が増えても、頂くのは1個口かぎりの送料で、それ以上は当店が負担
させていただき、物品軽量便などはこれまで通りご利用いただけます。

私はあるときまで送料無料をなくすなど、とんでもないことと思っており、お客様の立場にたって、
通販店として、いい条件を用意することしか頭にありませんでした。

もちろん、それは大事なことなのですが、それで倒れたまま息だけしている今の状態で、いつまで

いけるのだろうか、と真剣に考え、もっと客観的に改善しなければならないと思うようになりました。
 経営を改めて見直し、有名な経済評論家、三橋孝明さん他の理論などを拝聴するなかで、
冷静に頭を冷やしてここ数ヶ月考え、客観的に経営の計算もしましたところ、お客さんを確保する
ためにいわゆる”過剰サービス状態”に陥っていて、それが結果的にミスの多発など、全体の
サービス低下や新しい製品を開発しようとしても、その時間すらない、休日どころか、休憩時間も
なかなか取れないという状態を招いていることに気が付きました。誠に、愚かしい限りです。

今後、さらなる経営改善、良質な製品を企画・作成させていただくためにも、苦渋の決断をさせて
いただきました。御迷惑をおかけして、本当に申し訳ありません。

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2016年12月18日

おさすい様、本当にすみません。<(_ _)>(靖国神社のお守りのお礼とお詫び)

  年も押し迫って、本当に愚かな極みで、今更ながら、お礼よりお詫びです。お店のお知らせと同時に更新させていただいております。

 昨年、当店のリンクにありますお客様(おさすい様)(http://aqua12sa.blog102.fc2.com/)が靖国神社に参拝してくださり、私にお心遣いでお送り下さった靖国神社のお守り

のお札を、ホームページ上で必ずとりあげますとお伝えしていたのに、それ以来、全く失念し、お礼の掲載をしておりませんでした。

 私は愛国者の端くれのつもりながら、余裕無き身で靖国神社を参拝すらまだできないという者で、それを察して送ってくださったというものでしたのに、昨年夏以降、あまり

 にもこちらで色々とあって、心の余裕がなく、つい先日見つけてまさに後悔し、本当に遅れに遅ればせて、心からお詫びを申し上げます。どうかお許し下さい。<(_ _)>

 人の心を大事にするとか普段言っておきながら、自分もまだまだ他人の立場に立って考えることができていない旨、痛感しております。

新年は判断の年 過度な期待をせず、前向きに

 お知らせ記事でも愚痴っておりましたが、我々個人事業主にはいまだ厳しい時世が続いております。

 私自身も、正直これだけ仕事で工夫をし、研究とささやかながら色々な技術的な面ではかなりの成功をしているのにそれでこの有様かと、無力感を感じることもよくあり

ます。実際、すでにあきらめてきってしまっているのではと思う同業者も少なくありません。

 昨今、当店の養殖サンゴなどを見て同様のことを目指したいと思っている方もあるかもしれません。最近はもうありませんが、以前、特に大阪の時代は海水魚店を新たに

はじめたいという方、現在淡水魚をお店をしていて、海水魚も扱いをはじめたいという方のご相談がしばしばありました。ただほかではこんな時世でも、まだ新規開店される

方も確かに居られます。その勇気と気概にはまったく敬意を表し、心から成功の祈ります。私などよりはるかに商才も智恵も信用もおありの方ももちろん多数居られると思

います。 まったくもって余計な老婆心ですが、それなりに昔から最低限の知名度もあって開店14年目の当店にして、それなりに商品を生産・販売していて、借金もないの

に、店主自身が未だ警備の嘱託のお仕事の副業をしている、というこの現実は踏まえて頂いた上で、本当に今の景気や需要でサンゴの養殖や海水魚の仕事で自分が目

指すような成功ができるのか、ということはじっくりとご検討を頂いた方がいいと思います。

 さはさりながら、私は今年からその副業のおかげで、自分自身の本業にかなり惜しげなく費用を使えるようになったのも事実です。技術的にも、壁にあたりながらもますま

す品種も増やすことができ、特にSPS系の養殖の失敗が少なくなりました。そんなことで、新年こそ判断の年として、警備の嘱託のお仕事の契約期間切れが来年の8月初

頭ですので、それまでにこの副業で得られた費用を本業につかって、それでもなんら改善の活路が見出せないなら、無論、店は続けますがそれ以上の力を無理に本業に

注ぐことはやめ、他の分野の仕事など模索し、店は今のように常に新しい商品開発などをするやり方はひとまずやめて”需要に応じた自然な維持をする”という方針に切り

替えたいと思っております。 いずれにしても、この店を支持してくださっている方のご厚意だけを考えても、店をやめるという選択肢はありません。どんなに利益が少なくて

も、完全に赤字での経営不可能にならない限り、維持だけはするつもりです。

 こんな笑殺ものの店ですが、新年以降もどうぞ、宜しくお願いいたします。 何卒、良いお年をお迎えくださいますよう、お願い致します。<(_ _)>

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2016年9月29日 (10/6誤字・文脈修正しました。)

緊急出動の収入で粉轢き器を買いました。(フレームVにバージョンアップ!)

 先日、某警備会社様に緊急出動の嘱託の仕事をいただいたと申しておりましたが最初はもう、いつ呼び出しがかかるかと思い恐れおののく日々で、実際11日の夜中に最

初の出動があって、もうびびりまくりでこんなこと1年も続けていたら神経がもたないのではないかと本当に不安でしたが、自ら訓練・研修をを申し込んだりしているうちに、な

んとか馴染みつつあり落ち着きを取り戻しつつあります。実際、実際の出動・実労時間は月に本当にすくなく、いわば普段からの待機の義務としてのお給料を頂けるので有

難い限りです。そんなことで、先日もお給料を頂戴し、本当に有難い収入でした。

 そこでここぞとばかりに、今までずっと買いたかった店の道具(今回は粉轢き器)と養殖サンゴの補強仕入れためのに有難く、使わせて貰いました。

 粉轢き器は、エサ類、特に粉末飼料のフレームUの製造のときの不便と、品質の改善の余地があると感じていたためにずっと欲しかったものでした。

 フレームUは粉末飼料ですが、もっと均一で綺麗な粉末にしたかったのですが、今もっている安物のプロペラ型のいわるミキサーのミルサーではなかなか均一なものにで

きず、また他のエサを粉砕するときも、時間がかかる上、綺麗なものができにくく、いつかコーヒーミルのような方式の臼歯式の粉砕器、あるいは粉轢き器が欲しいと思って

いました。ただ、2万円以上するため、今現状でもとりあえず製造ができている中、なかなか手が出ずにいました。

 そこで先日、ヤフオクで、すでに製造が中止されている食品用粉轢き器を落札しました。(下記です。)

  
(左)さっそく分解掃除して、メンテナンスしました。            (右)エサの粉砕で試運転です。とても均一で綺麗な粉末が作れます^^

 今でも大変人気の機械で、かならず2万円以上の落札値段がついています。

落札して入手後、さっそく分解掃除、メンテナンスし、まずフレームUを品質改善と試験運転し、クリルも原料にくわえて、フレームVとして商品を改善しました。

さすがに、綺麗で細かい見事な粉末ができました。ヽ(*⌒∇^)ノ

 次に、養殖サンゴの補強入荷に費用を使わせて貰いました。またこの不況の時に、以前は安かったサンゴの値段が信じられないほど高騰しており、特に今、ずっと品切れ

になっておりましたディスクコーラルのレッドなどが本当に品薄かつ値段が昔の3〜4倍というすさまじい高騰になっています。それらの補充をずっと躊躇していたのですが、

おもいきって、これら養殖サンゴの入荷補充の費用に当てさせて貰いました。

 ほか、まだ今後の検討ですが、ほかにも欲しい、というより製品のために買うべきものがあります。

 次にできるだけ早く欲しいのが、商品シールの耐水の改善ためのレーザープリンターです。今は主な製品のシールがインクジョット印刷のため、わずかな水でにじんでしまう

など、じつに悲しい限りといつも思っていました。(低品質ですみません。<(_ _;)>) 少し前に、ここの地元の青潮学園の広報の方に頼まれてプリンターを検討・発注したのです

が、そのとき今なんと、カラーレーザープリンターが新品で¥10000以内であると知り、唖然としました。私のかつての記憶では10万単位だったのですが・・。

 うーん、これはぜひ欲しいです。自治会などの用事のために、中古の難ありのA3プリンターは無理して買ったのですが、印刷が悪くて、今はリーフパワーソルトの箱と100L

のシールにだけ使っている状態です。

 また、軍艦島の模型と、本来は実はプロテインスキマーの製品化なども検討して、3年前に購入したレーザー加工機の修理です。地域の活動に使って、無理な動作をさせ

たため、故障してそれっきりになっていました。

 あとは防水のデジタル量り、劣化してきた各電動工具類・・・などなどで、ほんの7〜8年前なら、何のためらいもなく買えたような費用でも、今では本当に悩みます。^^;

でも、これくらい慎重に考える今のほうが正しいのかもしれないとも思います。

 私が最近好きな言葉が”改善”、”改良”でして、とにかく仕事の中で、水槽でもサンゴの養殖・飼育法でも、また発送など販売の方法でも、気がついたことは日々改善して

よくしていくということなのですが、費用のかかるものはなかなか手が出せないことが残念でした。普段の仕事では収益的にまだまだ厳しいので、ここにプラスαの臨時収入

があると、気分的にも費用をあてやすく、本当に有難い限りです。そういう意味で、嘱託の仕事は結果的に、本業の方にも早くも大きく寄与してくれました。

 いや〜それにしても、久しぶりに欲しいものに費用が使えたので嬉しい限りです。^^ ここのところ、あらゆる節約と緊縮で生きてきた感があり、サイフも心も縮み上がってい

て、大変ご心配をいただいた方もあり、申し訳ありませんでした。これからは少しだけ膨らんだおサイフで少し豊かに仕事ができそうです。

 ちょっとだけ、ネットでゲームもかっちゃおうかな〜(≧∇≦)(コントローラー+バイオハザード 計¥3000程度なり)などと不埒なことを考えております。

 PS3は数年前、金に困って売ってしまいましたのですが、パソコンに移植されたバイオハザードが結構あってこれならできる^^と喜んでおりました。

売れない水槽台の材料で^^;、 お世話になった病院さまにベンチを

 実は上記の嘱託の警備の仕事を紹介してくださったのは、すぐ近くの個人の病院さまで、ほかにも色々な便利屋としての仕事も頂いたり、何かとお世話になっているお礼に

と、患者さん用の外ベンチを作成させてもらいました。毎朝、病院の開院前に5〜10人くらいの患者さんが待っておられまして、古いイスがありましたが、足らなくて座れない

方もあるので少し前から気になっていましたので、これは役に立つと思いました。今回、幅180cmのベンチを2本つくりましたのでこれなら皆さん座ってもらえると思います。

 実はこのベンチの材料は、少し前に店で商品化しました木製の水槽台が全ッ然〜売れないので、その材料を使いました・・・。^−^;

      
(左)作っている最中です。(右)完成です。 塗料やさんに以前ご厚意で頂いた下塗り剤を塗ったあと、ラッカースプレー塗装し、ラミネートでステッカーを作りました。

おすすめ 百田直樹さん作 「海賊と呼ばれた男」

 心のほうも少し豊かにせねばと、せめて就寝前にはなにか身になるものを読みたいと、先日アマゾンで、百田直樹さんの「海賊と呼ばれた男 上下」という小説を買い、就

寝前に夢中で読んでおりました。今年12月には映画も公開されるようです。

日本の経営者の鏡である出光石油・出光興産の社長 出光佐三氏の実話をもとにした大変有名な作品ですが、これを拝読しますと自分が一杯一杯になっている仕事の悩み

など本当に小さいものなんだなあと思ったり、経営者は如何にあるべきか、社員は皆家族、目先の利益より国家の発展、国民の幸せにのためにつくすべし、しかもそれが、

結果的、最終的に自社の信用と利益になるという、本来の日本型経営の素晴らしさを学ばせられました。

 読書が苦手な私にもほんとうに面白く、最後まではまりましたのでおすすめです!知り合いにも貸しましたが、その人も数日で一気に読んでしまったそうです。

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2016年8月31日(9/1一部修正)

★警備(緊急出動)のお仕事の開始と、お詫び

 どうもすみません。以下の記事は、もともと8月30日の店のお知らせに記載しておりましたが、内容的に店と直接関係の無い、近況報告的なものでしたので、後悔日誌の

ほうが適切と思い、こちらに移動させていただきました。 (以下転載部分です。)

 8月は夏の精霊船等、この地区での個人的なやむをえない協力が多く、また加えまして、このたび私は、某 警備会社様の緊急出動の、嘱託のような地域契約社員

として働かせて頂くことになり、そのためにかなりの時間・日数の講習をうけており、これらが最近、生活と店の仕事に食い込んでしまい、店の対応が遅れたり、無理が出た

分ミスが発生したりして、お客様にも随時、大変ご迷惑をおかけいたしました。深く、お詫び申し上げます。

 お仕事の時間自体はそう大きな負担ではないと思うのですが、それでもさらに責任ある新しい仕事を引き受けるというのは正直気が重く、ここしばらくは不安と、別途、

地域の付き合いでの色々な悩みで鬱々としており、今日も講習にいらしてくださった教官先生の方にこぼしておりました。

 (追記)新しい仕事に就くときの不安は皆一抹にあると冷静に考えようとして、なんとか今を乗り切れば!今を頑張れば!と自分の弱い心と毎度戦っています。

 ここでもこぼしてすみません。誰かに聞いてもらいたくて・・。年々気が小さくなる自分が誠に情けないです。(ノ_-;)ハア…

 無論、店の経営に余裕があればこのような副業をする必要は無く、お恥ずかしい限りですが、不況の中、依然ドン亀を引いておりなかなか芽が出ず、また経営上も、もう大

きく改善できることはリスクとの天秤になるようなことしかなく、やはり地道に養殖サンゴの種類と増殖を強化していくのみと思っております。

 (以上が、8/30の店のお知らせで記述していた部分になります。)

 せっかくですので、少し追記させて頂きます。

審判の年

 町の人と多くかかわり、多くを学ばせて頂いている反面、残念な思いをすることも多く、また色々なことがあります。

人との人間関係が深くなって色々なことをしますと善意をもって何かをやっていても、ケンカになったり、気まづい関係もでてきますが、それはそれ人間としての血の通った付き

合いの副作用みたいなものと考えております。 

 一方で、そういうことを経験して、自分自身がここ数年でだいぶ強くなった感もあります。ただ、この地にいつまでいつづけられるか、ここで家庭をもてるのか、不安というより

 まず無理だなあという気がしはじめております。

 私の地区の諸町自治会も、参加者がなく、大変厳しい状態にあります。先日から、自治会の参加者が居ないので、私と役員さん達と相談して、自治会からの回覧板

(自治会のみのニュースは特に瓦版といいます)の号外を作って、募集をお願いするとともに、今後このままでは自治会は必然的になくなりますが、皆様それでよろしいでし

ょうか、というようなことをお知らせております。 続くなら誠に有難いと思いますが、参加の募集と共に、機能縮小、あるいはなくなるなら無くなる準備も必要になると思います。

 町の多くの人が、自治会やそれが行う伝統行事を無くなってよいとは考えていないと思いますが、自分がその世話をさせられるのは嫌、逆に言えば、自分がするくらい

なら行事自体がなくなってくれた方がまだいいという、そういう感じなんだなあということは、なんとなくこの数年でわかりました。それならそれで、特定のご高齢の役員さんが

が大変な苦労することはないではありませんか、自治会として、回覧板やゴミのことなど、生活に必要な最低限の機能だけを残して、もういっそ休止状態にしてはどうで

しょうか、というのが私の意見でした。

 地域の活動や高齢者の集まり(ここは集まればたいがい高齢者ですが)に行きますと、おばあちゃん達から「あんた嫁さんはよもらわんば!」の大合唱を食らうこともありま

すが、いない者をどうやってもらうの〜〜!^^;、といつも言っています。

・・

 約5年前、軍艦島を世界遺産する活動のご縁もあって、この新しい天地で新しい人生を築くぞ!と母と二人で移住して古い古い家を買い、必死に直し、地域にも多々協力

して頑張ったつもりでしたが、それから色々と残念なことが度重なってしまいました。なんとか一人でも・・と孤独な努力をしてきたつもりでしたが、もう、そろそろ、これ以上

この地にこだわり続けるのは間違いではないか、そんなことも考え始めております。

そういう中で、今回警備会社様との契約が最低1年ということでしたので、向こう一年を審判の年として、とにかく、この1年だけは最後になんとか、力一杯頑張りたいです。

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2016年5月8日

★愛車への感謝  

 久々で恐れ入ります。 一度喚いておきたいと思っていましたことが、愛車「若葉号(旧気の毒号)」への感謝です。

 実際、自分が車と言うものをいい年をしてはじめて購入し、早くも約1年半程度お世話になっているのですが、本当に有難いものと感謝しております。

 店の仕事では販売用の天然海水を汲みにいくのに主に使っています。ほかには、個人的な知り合いの荷物を運んだり、地域の自治会はじめいろいろな町の

活性化などのお手伝いや、主にパソコンをお教えしたり、いろんな経営上のちょっとした相談、荷物輸送などちょっと便利屋さんみたいな仕事もやっているのですが、車の

おかげで隣町などにも機材をつんですいすいいけます。(*'▽'*) 軽のハコバンは小さいのにたいがいの大きな荷物も載るので、本当に有難いです。

 また、ここ数年間は本当に色々なことで悩むことも多かったのですが、車は気分転換の最高の薬です。というよりもはや家族です。

 車で30分くらいの、ちょっと北の三和という場所のホームセンターなど商店などの多い場所へ買い物にもいけます。これで隣に誰か乗ってくれていたらなあ・・・と贅沢な

妄想をしたりもします。 この歳まで、こんな高級なおもちゃを温存しておいてよかったとしみじみ思います。v(o ̄∇ ̄o) ヤリィ♪

 周りからも「本当にこの車、値打ちよねえ〜」といわれます。 総額23万円は安かったです。(そのうち走っていてバラバラになったりしないかしら・・・・。^^;)

 ただ何もないのに車に乗るわけにいきません。私みたいな中年が昼間からこのボロい車で町をウロウロしていたら、それこそヒマ人か幼女誘拐です。

 実はこのたび、まだ販売・店のお知らせでは書いておりませんが、以前、マリンスクエアを解体したときにその木材でやっていた主に60cm用の水槽台の作成販売を

復活させることにしました。普通のカートショップからの販売だけでなく、オークションに1円出品すればかならずいくらかの値段はつきますので、継続的に販売できます。

 そこで、材料の木材は通販では送料が高いので、普通は必ず自分でホームセンターに行くことになります。これで堂々と運転して買い物にいけるというわけです。^^

 車に乗る意義を探して苦労しているという憐れな男です。

・・

 一生乗らなかったかもしれない車に乗ることになった以上、自分と周囲の方々を不幸にしないためにも、次の安全だけは心がけています。

 ・携帯電話は乗る前に必ずマナーモードにして、カバンの中に入れます。

 ・法定速度は原則的に守ります。うしろに車がついたときは、自分が適当に停車して先に行って頂きます。

 ・車内で、ほかごとをぼんやり考え出したら、自分の顔面をはたいて気合を入れます。

 ・飲み物は、信号の待ち時間など、停車している間のみにします。落ち着くためにも、飲み物は好ましいと思っています。

 ・眠たい時や不調な時は乗らないのが原則です。

 ・車を運転する前後には、車内で車に一礼して、「今日も一日、宜しくお願いします。」「有難うございました。」と言います。

 ・運転前に「今日、もしかしたら事故にあうかもしれない」と心の中でわざと一回思うことにしています。

 ・ほか、安全確認などは言うまでもありません。

 ・・・・・・・・・・・・

 これらは生涯守るつもりです。人を大事にするということはそういうことだと思います。

 どうか、皆様も自分と周囲の幸福のためにも、安全運転を心がけていただき、楽しい車ライフになられますことを祈ります。 (-∧-)

 PS しかし・・もうすぐ8月に車検なのですが、この車、はたしてどうなるやらちょっと心配です・・・^^:

 ★村おこし孤独隊 初の高齢者サロン

 こちらの町の自治会では、高齢者ふれあいサロン(以下高齢者サロン)という活動があり、基本的に週に一回、高齢者の方をあつめて色々なレクリエーションを行うものがあ

ります。

 私は今、自分の生活や仕事、他のお手伝いだけでも正直手一杯というところですが、自治会の人が少なく、見るに見かねてお手伝いをしています。

 この高齢者サロンも自治会活動の一環なのですが毎週のため大変で、普段は係りの方々がいつも何をするかを検討され、苦労されています。もちろん原則、無料です。

 もともと過疎であるうえ、少なくとも私よりは時間もお金も余裕のある方が多いはずなのですが、特に現役世代の自治会への参加・協力者が本当に少なく、今の役員をされ

ている方々もご高齢で大変なため、どうにも見てみぬ振りはできません。自治会等は第一線を退いた方々が中心になってくださるのがやはり妥当と思いますが、

 若い世代がほとんどまったく関わっていないのが現状で、この地区でまともに活動している最年少は私のようで、いくらなんでもこれでは先行きが心細すぎます。

 レクリエーションの内容は、高齢者が楽しめるようなものならなんでもさしあたりいいということで、1年以上前から(出前のような扱いで)できれば何かやってもらいたいと

軽く頼まれていたのですが、私は他の自治会活動および自分の担当の印刷関係などはほぼだいたいやっているなか、高齢者サロンだけは一回分の催しの準備を全部

自分一人で用意し、実施しないといけないこともあって、さすがに躊躇していました。

 ただ、これがずっと、とにかく1回だけはやらないとと、高齢者サロンのことを思い出すたびに長く軽い心の負担になっておりました。

 若い現役世代の人は誰も高齢者サロンの協力などしていませんので、もともと自治会の仕事をほかにもやっている私にはなおさら何の義務もないのですが、どうにも損な

性分で、お世話されている方の苦労を見てみぬ振りをしきれません。白々しい態度を取る人間が大嫌いですので、その裏返しかもしれません。^^; 

 とにかく一回は無理にでもやってしまおうということで踏み切りました。

 もともとのお世話されている方々にも相談にのってもらい、あとは自分でデータ準備し、機材も(売却を検討した上で^^;)を購入して先日4月27日にやっとやりました。

 一回、約1時間30分なのですが、何の催しをやったものかと長い間考えていましたが、結局、映像を中心にし、プロジェクター(投影機)を使ってミニ映画みたいにしてや

りました。ネタはまず、うちのボロボロの家をどうやって自分でDIYでリフォームをしていったかを映像を移住の時から物語風に見せながら解説する形でまず約1時間しました。

 (以前ホームページに掲載していました、我が家の民生向上計画で多数撮っておいた写真が大変約に立ちました。)

 バックの音楽も用意して、個人的にすきな、わたせせいぞうさんという漫画家のハートカクテルという作品のCDから使いました。^^

 ご近所で、うちの家を知っている方がほとんどですので、説明しやすかったです。

同じ内容がずっと続くと高齢者の方はしんどくて飽きがくるということでしたので、残り約30分はプラネタリウムの綺麗なDVDを見てもらいました。

   
上記、実際の催しで使ったリフォーム日誌の看板ページです。 

 とても大成功とはいえませんでしたが、そこそこ喜んでいただけたようでしたので、幸いでした。

 出費と準備の苦労も報われます。やっとこれで一安心です。ε-(´・`) フー

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2016年1月25日

★村おこし孤独隊 昨年作ったもの

 本当に久々の追記・更新になります。お見苦しい限りで恐縮です。

改めまして、新年明けまして誠におめでとうございます。旧年中は誠に有難うございました。本年は皆様のご多幸をお祈り申し上げます。

・・・

 日々の生活で時間というより精神的な余裕がなく、また重ね重ねお見苦しいながら、2013年以降は何かと厳しい精神的試練の年で、何か書こうとしてもろくなことがな

く、後悔日誌といいながらもはやどん底日誌というか、ほんまにその通りで、自分の不幸や不遇、惨めさを掲載することに何が意味があるかと、自分の存在意義そのものに

疑義を抱く日々でしたが、やっと少し前向きになれてきました。

 不思議なことに、落ち込んでいるときはいいことは本当に起きませんでしたが、前向きにものを考える時間を増やす努力をしていますと、昨年の中ごろからは仕事も色々な

ことも、だんだん前向きになっていいことも起きてきました。

 養殖サンゴも成功種が増え、なによりデニトロゲンの代替品が完成したことはほとんど奇跡に近いことでした。しかも2種の生分解ポリマーが偶然組み合わさってうまく

作用するなど、こんなことがありえるのかと不思議としかいいようがありませんでした。

 この3年間で、この野母崎の地で自分の心をささえてくれた人々、もうある程度以上の知り合いになった人は50人をゆうに超え、互いの家を行き来できるような関係の人も

数多くなりました。私はしばしば、人と離すとき、「自分の心は今、ドーナツ型です。」よくいっております。真ん中に穴はぽっかり開いていますが、周囲のリングを支えてく

れる人のおかげでなんとか維持できだんだんとそのリングが太くなってきました。

 私は色々な経過ののち私自身が疲れ果てて親戚縁者とはお付き合いを遠慮させてもらいましたが、一方で多数の縁ある人々と家族づきあいをさせて頂いて、特に昨年後

半は機運が代って人生の後半が始まったと思え、もう過去のことが半ば夢か幻のようにさえ思えてきました。

 ただ、だからといってまだこの地で根付いた感覚はまだ浅く、異国の地で独りでさまよっている寂しい夢をみているような感覚に襲われる瞬間も正直時々あります。

 今は過渡期の試練を味わい、それもなんとかわたりきろうとしている実感があります。

 長い3年間でした。一番手ごわいのは荒れそうになる自分の心との戦いで、いかに試練に出会おうとも、正気を保ち、善意なる第3者の立場で自分を客観的に見つめな

がら前へ進めるか、であるといつも自分に言い聞かせて、脱線しては戻る日々です。

 自分の心を正常に保つためには、外にでかけて少しでも外部の人と関わり、無償でもいいので役にたって感謝してもらおうと思いました。

 そんな中で、最近はパソコン関係や色々な修理や作成、商売のサポートを中心に、気軽に声をかけてもらって、便利屋さんの真似事みたいな仕事をすることも多く、でかけ

た先では仕事の改善や互いの家族の話も含めた踏み込んだ真剣な話し(時に議論も)をさせてもらいながら協力ができ、本当に血の通った付き合いをさせてもらえて、それ

が自分の心をささえる貴重な栄養源になっています。以前もそんなことを書いておりましたかと思いますが、本当に日々、感謝しています。

 そういった仕事の中で、僅かなことなど報酬など特に請求しない方針でしたが、取ってくれなければ困るといわれることが多く、結構本格的な仕事も多くなってきました。

 悲しいかな、店(海水魚関係)の仕事だけではあれだけ色々商品を開発しながら、正直、まだまだ安定しているとはいえず、少しでも仕事になって、しかもこちらも話し相手

になってもらえて、相手にも喜んでもらえることを拒む理由はありません。^^;

 以前からも民宿きららさんでの水槽改造工事など、紹介しておりましたが、今回はほかにも私が普段どんな仕事をこの地域でやっていたか、形として見える作成物だけで

すが、現存しているものを、久々に前向きな内容として紹介させて頂きます。 

 まず、一昨年くらいからホームページの作成ご依頼が7件程度ありました。有償、無償でやってものそれぞれありますが、リンクページにも掲載しております下記のページ

がそうです。宜しかったら見てみてください。^^ 人によっては作成するだけでなく、あくまで、持ち主様がご自身で更新できるようにサポートするのも仕事です。

  

  

 次に工作物ですが、一昨年〜昨年も色々と作ったのですが写真にとっていないものが多く、またお客さんの注文でするものも多いので勝手に出すわけにもいきませんが、

一つだけ紹介させて頂きますと、昨年11月頃、知り合いのお家で数年前に体を悪くされ、歩行するのが困難になってしまわれてから、今一度健康を目指して必死にリハビリ

センターに通われていた方があり、常々訓練のための壁に取り付けるバーや、歩行訓練機(平行棒)が自宅にあったらなあ・・といわれていました。

 、そのご本人様とご家族のひたむきな姿を見て、つい作ってしまいましたのが下記です。

  
(左)完成品です。お家で使われることから、真ん中で分離できる構造にしました。(中)土台部分の作成中です。(右)手すり部分作成中です。

 結果、せめてものと、お礼をいただいてしまいましたのが申し訳ありませんが、今でも毎日のように使って頂いてとても喜ばれ、こちらも嬉しい限りです。

 私は決して、自分はこんなに頑張っているなどと恥ずかしいことを言う気はありません。はっきりいって正直者がバカを見た典型で、家族もお金も無い、ジリ貧と戦いながら

辛うじて暮らしている惨めで孤独なキモ男です。もしかしたら一生今のままかもしれません。でも、そういう薄幸な人間でも、人に関わってそれなりに親切にしていれば、勉強

にもなるし、僅かな収入にもなるし、それなりに人に感謝・当てにされて、充実した毎日を送ることが出来るということを、私よりは恵まれた方が人生で悩み、つまずいておら

れる方も多いので、どうか、まだまだ下でもあきらめ悪くあがいているのがおりますよ、頑張ってください、というそういう意図と考えて頂けましたら無上の喜びです。

去年よりは前向きな雰囲気で失礼します。有難うございました。<(_ _)>

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2015年8月13日

●昨年の税務調査についての御礼と最終報告 

 先日から、このページに昨年からの税務調査についての報告記事を記述中ということで書きかけで放置しており、重ね重ね、大変申し訳ありませんでした。

 8月13日、ここに正式に記述終了、完成とさせていただきました。以下、当時の心境・最終的な最低限のご報告をさせていただきます。

・・・

 当初昨年9月、当店は任意税務調査を受け、この調査で課税された金額の大方が不当または不適切であったことがわかり、複数のお客様や友人のご支援で、半年以上

の期間を費やし、ついに本来の適当な課税として7割以上をとりかえすことができました。ただ、当店の帳簿にも計算間違い等の瑕疵があったため、その点の指摘も受け

、反省すべき点がありました。

 ただいずれにしてもあまりにひどいと思い、国税庁等への意見書を作成し、全国の国税局にある、苦情などを受け付ける納税者支援調整官宛に一旦送付をしましたが、

周囲の助言に従い、こちらにも反省点があることや内容を考慮し、あえてこれについての取り下げ書も直後に送付しました。

 本来、調査の詳細をページ上でも掲載することを予定し、実際に本年5月当初、上記の意見書の内容含めて数日間の掲載をしておりましたが、上記と同じ理由で、諸般の

事情や周囲のご助言を考慮して、一般の公開を行うことは差し控えさせていただきました。

 ただ送付した資料とは別に、せめて概略と一般の方々への参考のための記事やご心配頂いたご挨拶だけはしなければと思い、努力して以後、再度の作成を試みました

が、対応のなかでの途中の種々色々なことで精神的にやりきれず、嫌気がさして記事を書こうとしても、どうしても精神的に拒否してしまい、先日までどうしてもできません

でした。

・・・

 今でこそやっと情けないことを吐露できますが、当時(といっても今年の5月初頭まで)は、本当にまったく情けない心境にありました。

 これまで一応真面目に、他人が無視するモラルや規則でも極力守り、しかもこんな誰も羨まないような低所得で孤独な生活をしているだけなのに、なぜ次々、試練や

裏切りにあうのか・・また、その惨めな状況を助けていただくのに心ある方々に大変なご苦労・ご迷惑をおかけし、感謝が心にあふれる反面、始終それに対する自分の

不甲斐なさを思い知らされる日々、人生は何のためにあるのか・・などなど、まことに情けないことを思っておりました。

 こんなことが、当時、浮き沈みはかなりありましたが、頻繁にぐるぐる頭を回っていました。誠に情けない状態でした。

 そんな中、本年7月15日、最終的に調査による課税で取られていた国民健康保険税が還付されて戻り、これで最終的に終結したといえる状態になりましたが、調査への

対応、報告書の作成や送付についての色々なこととあわせ、正直つかれ、しばらく何も考えたくないというのが、本音でありました。

 ただ、普通の人でしたら、ここまで堪えないのではないかと思います。孤独の中での病気が大変辛いのと同じで、他の凶事もダメージが大変大きく、おわった後にもなか

なかそれを整理して書くことができなかったということが自分にあったのではと思っております。

 今、やっとこれらのことが過去のことになりつつあり、一般の方に少しでも参考にしてもらえるように、ある程度の冷静さをもって書きとめることができる状態になりました。

 せめてお世話になりお騒がせした周囲の方々への礼儀、また一般納税者、特に私のように昨年まで白色申告者(今年以降は、青色申告者になりました。)だったものと

して、お伝えさせていただきたいことを、以下に要点だけをせめてお伝えさせていただきます。粗雑で練れていない拙文ですが、ご容赦願います。

今回の誤った課税の主な争点

 今回の課税でまずもっとも大きな問題なりましたのは、まず”専従者控除”という控除の適用の有無でした。

 私が当初、間違っていたことは、自分の母親への給料(商品の製造手数料)を”経費”につけており、これが1年間でだいたい30〜40万円程度でした。白色申告者は、

同居している(生計をひとつにしている)家族の給料は経費として認められません。ただ、白色申告者には別途”専従者控除”というものがあり、条件さえあっていれば即適用

可能です。 これは、家族がほかに扶養控除などをうけておらず6ヶ月以上同居・勤務しかつほかで働いていない場合、母親が仕事を手伝っていた場合は年間で50万円認め

られます。

 私はこの控除のことを以前、知っていたと思うのですが、ある年から失念しており、以降あやまって”給与”として経費につけておりました。すなわち、この専従者控除を適用

すれば、自分で申告していた金額より経費が大きくなり、税金は安くなります。ところが当初、調査に来た2名の税務調査官さんは、事情を精細に聞いたのにこの給料経費

だけを認められないとして否認し、専従者控除のことを一言もいわず、そのまま課税しました。

 さらに、今回は2011〜2013年の3年間分の調査をうけたのですが、2013年2月以降は母が大阪に住所をうつして戻り、数ヶ月に一度、こちら長崎を訪問して、これま

で同様、当店の仕事を手伝っておりました。これはすでに”生計をひとつ”にしておりませんので、外部の人として、給料が認められます。にもかかわらず、これも状況をよく

聞いたにもかかわらず、経費にみとめられないと当初、課税されました。

 この3年間分の給与・控除分だけで、利益が一気に120万円近く増えたことになり、これがもっとも大きい課税額になりましたが、結局これは全部、不適切であったこととな

ります。

 ほか、合計80万円分程度の経費が否認されましたが、この中で、純粋に当方が間違えていた減価償却についての計算や、仕事のためにとった運転免許など、

 認められない経費分が3年間で60万円程度でした。ほか、差額の金額は、経費として妥当とされあとから認められたものでした。

 当初の調査で、当店は過去3年間分で合計200万円分の利益が出たことになり、所得税で10万円の課税、他の付随する合計税額で45万円程度となりました。

結局、最終的にこのうち30万円が帰ってきたことになるのですが、当時、貯金が60万くらいしかなく、もともと、儲けていないから慎ましい暮らしでほとんどお金が無いわけで

、本来、そのような貧しい人にこんな課税がされることは、システム上ないはずであり、矛盾していることと思いました。

 税務調査官には良心に乏しい人もいる

 調査ののち、上記のことをあとから知って抗議したところ、向こう側が訂正され、結果的に半年をついやして私は幸いにも取り返せましたが、もし言わなかったらそのま

まになっていたところです。こちらの無知や瑕疵も、多々反省しなければならないと思います。

 今回、もっとも絶望しましたのは、公務員としての良心でした。私は公務員という方々は一応の良心にもとづいて仕事をされているため、そういう意味で信頼していたことが

ありました。

 ただ、制度も曖昧であり、上記の控除等の適用は、調査官が言う義務が特にないとされまずが、これは公務員の良心にゆだねられているからということらしく、結果、このよ

うな曖昧なことで、今回のようなことがおきるのだと思います。このような状況で適用されなかったとしても、こちらがそういった控除を知らないことが絶対的に悪いのか、ある

いはあきらかに適用可能で、大幅どころか、何倍にも税額がかわるのに、それを平気でそしらぬふうを決め込んで、低所得者から、結果的に何倍もの課税をすることが、果た

して良心のある公務員の行動といえるでしょうかと思うのは、私だけでしょうか。

 他の経費でも、あとからの再確認であきらかな経費・消耗品を勝手に否認されていたものが多数見つかりました。

ただ、この点はこちらにも瑕疵があり、当初のこちらが詳しいことを知らない段階の際「これはあきらかに経費ですよ」と反論しても、一切認められなかったので、以後の彼らが

言うところの”説明”を省略しました。こちらの瑕疵であったかもしれませんが、何を反論しても効く耳をもたない、修正もされない人の説明など聞いても無意味と思ったのです。

 それが後日、こちらが調査や課税の色々なことを少し勉強してから今回の調査での質問・苦情をいうと、あらためて当方を訪問され、どんどん話がかわってきました。

・・・

 結果的に、当方を訪れた税務調査官さんの数は、まず当初の9月調査で2名の方、そしてこちらがおかしいと気づいて電話で抗議し、納税者支援調整官にあわせるように求

めたところ、統括官という新しい方1名を、先の方のうち1名の2名が訪問され説明をうけ、こちらが知識をつけたうえで抗議するといわれることがかわっていきました。

 最終的に2015年3月、調査をほぼやりなおすこととなってしまい、最終的に当方のお世話をしてくださったお客様と、それに対応して適切な課税を対応してくださった調査官

さん1名と、合計4名の調査官が訪れることとなりました。

 ・・・

 私は、本当にきちんと相談・議論したうえで、たとえば運転免許なども場合によって経費にみとめられるか否かはかわるもので、そういう正面からの誠実な相談でその時、

たまたまみとめられなかったものには、仮にほかで認められている例があったとしても、異論をとなえようとは思いません。ただ、先の専従者控除などのように、納税者の税や

制度の無知を結果的に利用してそれも何倍もの金額を課税しているといわれても仕方が無いようなことは、道義にもとるのではないかと思う次第です。

 こちらは、謝った課税を是正するために半年以上をついやし、大変な精神的負担と、そのための諸般の経費をさらに負担することとなりました。まして、恥をさらしますがこちら

はここ数年の所得が年間200万円も無いという状態で、辛うじて一人で暮らしているだけです。 こういうところで、こういうことがおきていていいのでしょうか。

こちらの反省点・やはり青色申告が良いようです。

 今回の調査で、自分自身の反省・改善点もあげておかねばならないと思います。

 私は税金や商売で基本的に意識的に不正をしたことは無いつもりです。ただ、白色申告の普通の簡易帳簿を自分でつけている分では、どうしても間違いや瑕疵がありまし

た。たとえば、買い物で家と店のものを一緒に買ってしまい、適当に差し引きしてつじつまをあわせるということはやっていましたが、こんなことをするとどうしても間違いや

疑念がでてきます。

 あと、減価償却についても、上限で10万円までの製品までだったものを、20万円以下までと誤解していたものがあり、こちらの認識不足がありました。

 そういった勉強不足や瑕疵は、今回支援してくださったお客様からも指導され、重々反省をしており、結果今年から青色申告にすることにしました。

 まず、帳簿をもっと厳密につけるべきで、そのために青色申告のための会計ソフトを利用すること、それにかなった大勢するということで、根本改善されると思います。

 まだ、青色をはじめたばかりですので、周囲の方々の受け売りばかり恐れ入りますが、青色申告のための複式簿記や預金帳などが常にあれば、これで不正をしていなけれ

ば計算上の間違いや疑われる余地はほとんど無いと思います。

 また青色申告にすれば、税金の課税対象の所得から65万円の控除があり、また現在は会計ソフトのおかげで、思っていたよりはるかに楽に、というより普通に取引をつける

だけで、色々な帳簿が勝手にできあがるため、大助かりです。(※やよい会計のオンライン(初年度無料)を使用させてもらっています。ソフトによって大きくことなりますので注

意が必要です。私は最初にかったソフトは大失敗でした。)また、わかりやすい控除や減価償却・申告書作成などの機能もぜんぶあります。普通にパソコンをつかえたら、難し

い帳簿の知識はほとんどなくてつけられる、とありましたが、その通りでした。

 また、念のためこれまでのエクセルでの簡易帳簿もつけております。こちらの方が経営状態を把握するのが楽だからです。 

 またその一環で、今年4月に、当店の4つの銀行口座を整理・閉鎖させて頂き、お客様には大変ご迷惑をおかけいたしました。申し訳ありません。

最後に

 ご精読有難うございました。以上、もうそろそろお騒がせしてから1年くらい前のことになりますが、上記の総括でやっとこの件を最終的にしまえた気がします。

 どうか納税者と税務調査の双方の向上を心から望みます次第です。

 私はこちらにも瑕疵があった以上、だれを恨むなどということはありません。 

 ただ、税務署・調査官様達にひとつ最後にお願いしたいとこは、今回のようなことがくりかえされれば、そのうち罪なき人が亡き者になる可能性も多々あるということです。

実際、あきらかな脱税を暴かれたために自ら命を絶った人はいるそうで、それはいくら追い詰められたといっても身勝手な自殺といえるかもしれません。

 ただ、今回のような誤った課税で、もし、そうでなくても瀬戸際で生きている人に止めを刺してを死に追いやったら、その罪の重さを自覚したとき以降、黒い十字架を背負って

生きていく人は死んだ人以上に気の毒ではないかとおもいます。そういう不幸な人がでないことを心から祈って、最後とさせていただきたいと思います。

 お世話になった方々、誠に有難うございました。 またお客様にも本当にお気遣い、ご迷惑をおかけしました。深く、お礼とお詫び申し上げます。

 以上を持ちまして、最終報告とさせていただきます。

 (※当店は商工会・民商などには加盟しておらず、このたびもそれらの団体からの支援は受けておりません。)

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2015年5月6日

 7日追記-1 ●祝!軍艦島など「明治日本の産業革命遺産」世界遺産へ

 自分のことばかり書いて、大事なお祝いが抜けており、お恥ずかしいかぎりです、7日追記とさせていただきます。<(_ _)>

 産経デジタルによりますと、

 「国連教育科学文化機関ユネスコの諮問機関、国際記念物遺跡会議(イコモス)が「明治日本の産業革命遺産」(福岡など8県)を世界文化遺産に登録するよう勧告。

6月28〜7月8日にドイツで開かれる世界遺産委員会で正式に決まる見通し。」というとで、こちら長崎の軍艦島(端島)、高島などがいよいよ世界遺産に登録される見込みと

なってきたようで、大変嬉しい限りです。無事に登録されますことを祈り、長崎はじめ、各地がこれによって町の活性化などに寄与することを祈ってなりません。

→続き日本の世界遺産登録を阻止する韓国 なぜにここまで哀れなのか・・。

 7日追記-2 ●安倍総理の訪米の大ご成功、お祝い申し上げます。

 あわせて心からお祝いさせていただきたいのですが、先日の安倍総理のバンドン会議、アメリカ両院での演説は素晴らしいものであったという評価で、本当に嬉しい限りで

した。連日、産経新聞で、アメリカと対等な日本の印象はオバマさんの安倍総理への厚遇がそれを物語っていると思います。

 一番、何が素晴らしいか思いますと、過去、アメリカの日本に対する独善的な歴史認識から徐々に脱する調整のスタートを切ってくださったことでした。

 歴史認識において、アメリカは日本に対して占領国としての優位性をいつまでも保持したいものの、それを徐々に徐々に、アメリカを友人として、信頼関係を強化する形で

すこしづつ、日本の歴史観を認めるように、心を許す方向にギリギリの調整をはかって総理が演説されたこと、このような絶妙な英知を駆使してくださったこと、またそれを

多くの日本・アメリカ国民が理解されていること、日米同盟のあきらかな強化、いずれにしても今回の総理訪米は誰が見ても大成功であったと思います。

 アメリカを真の友人とするためには、日米安保の強化、強化のためには、一方的に守ってもらうだけではどうしようもありません。日本も強くなって、今まで助けてくれたアメリ

カをこちらが助けられる状態になって、初めて対等にものが言えるのではないでしょうか。ある意味で、敵でも味方でもあるアメリカを、確実に味方とし、東南アジア諸国の期待

に答えて手を携えて、絶対的に危険な敵である中国や北朝鮮に備えるべきであります。

 しかし、聞けばなぜか多くの新聞は、総理の演説の過去への”反省”ばかりを大きくとりあげているとか、

 また、総理訪米成功を嫌がっているのは、中韓北の特定アジアと、日本の反日左翼だけです。要するに、これらのメディアや日本のサヨクは、特定アジアと同じなのですね。

国民とここまで感覚がずれ、自分の国を貶めたくて仕方が無い病気は一体難なのでしょうか。 

 総理、本当にお疲れ様でした。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 ★村おこし孤独隊★ ●民宿きららさん 水槽改装バイト工事(2015年2月27日〜3月末頃)

 期間が前後しますが、2月の末、前回の韓国生徒さん達の宿泊が無事に済んでからすぐ、近くの民宿 きららさんさんのイケス用水槽を大改造する工事を行いました。

もともと、イセエビなどように水槽が数本、設置・使用されていたのですが、途中から機材を継ぎ足したりしつづけ、だいぶ複雑な状態になっていました。

 実は2年くらい前から頼まれていたのですが、当時、私がやり切れる気力の余裕がなく^^;、ついにこのたびやることになりました。

もともと使われていた水槽や濾過槽に加え、120*45*45cm水槽4本を追加して、総水量約2000Lになりました。なお、この掲載はきららさんの了承をもらっています。

 一応、海水館としての仕事ではありますが、町の活性化を目的とした意味もあるということで、正式な受注仕事ではなく、自給¥1500でのバイト扱いとすることにしました。

 建物が海辺で、今まで水槽が置かれていた場所が、海水浴場の目の前で、塩と砂で壁や柱の劣化もひどかったため、その修理から入りました。

 海辺というのは砂と強風と塩気との戦いです。しかも、地面・床が微妙に傾斜しているので、柱をたてるために水平を出す必要があり、これにだいぶ手間取りました。

水槽の工事というより大方は大工仕事でありました。 

 よく考えたら、バイトとはいえ、私が賞味の仕事で他人様の水槽のシステムを作るのは初めてです。しかもいきなり2000Lとはワオ(*'0'*)!!ですが、でも今まで自分のとこ

ろのシステムやマリスクのシステムなど作りまくっていましたからあまり焦らなかったです。

 もともと使っておられる水槽や濾過槽や、見たことがないような水槽もあって、それを全部再利用する+新たに120cmを4本設置するということです。

 これを、お店の前の道路から、水族館の水槽のように窓みたいに水槽が見えるようにしてしまうという計画でございました。

これにより、今後、きららさんでは水槽でいままさに泳いでいるお魚だけをさばいて出してくれることとなるそうですので、楽しみです。^^

 写真の水色の点線の部分が、これまで水槽があったところで、かつ今回の改造・新造する場所でもあります。

 工事場所が中が丸見えになるので、とりあえずあまった看板をはりつけています。^^;

 部屋の壁や柱の修理をどうするかよく考える必要がありましたので、それらを考えながら

先に、形の決まっていた水槽台を作製しました。

 すでに痛んでいた柱の入れ替えをしているところです。

この前に、柱の下は、直接木材がぬれやすい地面に触れないように、セメントブロックを足にするようにしました。

 また、地面が傾斜していますので、”水糸張り”という作業で、平面を出しながらセメントブロックの下にセメントを

別途溶いて、塗りこんで調整していきました。これが大変時間がかかりました。

 柱・壁と水槽台がほぼ一体化する設計でした。

 柱を入れ替える際は写真のように二股の柱を作って、一時的に重量をささえつつ、新しい柱を入れていきました。 

 窓の改造 (水槽部屋の側面です。)

 外から見たところです。

 水槽クーラーを設置し、本体は外気の通う場所に置いて、操作は室内からできるようにする工夫です。 

 そのほかの窓は、はめころしにして、ポリカーボネートの板をシリコンで接着しました。

 他、外壁の下部は穴があいていたり、海からたえず吹く風の砂にうまっていたり、その修理もしました。

 正面の壁ができ、塗装をしている途中です。窓みたいになっている部分に水槽がはまります。

外から見ると水族館チックです。

壁・窓・ラックができ、塗装がおえたらいよいよ水槽の設置、配管作業です。
オーバーフローパイプのパイプカバーのスリットを、トリマーで加工中です。
完成状態(メイン飼育水槽側)です。すでに魚が入っています。

今回、普段はあまりやらない水槽の”横連結”をおこないました。

こちらが濾過槽などがある側です。 

スペース、また場所が傾斜している問題などで、濾過槽の一部を上の方においてドライにするなど工夫をしました。

濾過槽にも工夫を行い、まず飼育水槽からのまとまった排水を沈殿槽に流し、ここで大きなゴミを沈め、それから

ウール→ウエット濾過槽と流れます。

 ウールを通った水を一部別ポンプで吸水し、クーラー→ドライ濾過槽へと通します。

 ちなみにこの画面に全体が出ている水槽や濾過槽が、もともと以前から使われていたもので、今回補修・改造

して新しい設計に組み込みました。

外から見た完成状態です。

水族館チックでちょっとした評判です。^^

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2015年3月1日 ★村おこし孤独隊 (2月21-26日)

●激動の韓国学生・生徒さんのホームステイ週間

ここしばらく、まったく珍しい体験をしました。我が家が移住のち、約3年目ではじめて家に泊めた人が韓国人で、しかも違う人が連続になるとは、驚くべきことで、内心、とても

偶然と思えないませんでした。以下、前後になりますが、報告してしまいます。

 ・・

 こちら野母崎で去る2月25日、地元青潮学園と韓国の小中学校生が演奏・舞踊などで交流する日韓文化交流会というものがありました。これは昨年の秋ごろから予定され

ており、私は昨年からこの韓国の生徒さんが泊まる場所を探すために周囲の宿泊施設を依頼されて調べてまわっておりましたが、どうにも向こうの予算などの都合もあって、

結果的にホームステイをさせることになり、一般に受けてくれる家を募集したところ、とても協力してくれる家が集まりきらず、結果、我が家もそれに協力することとなりました。

 私のところは、この男やもめの家に、3人の(もちろん男子)を24-26日まで2泊させることとなりました。日本の家でも逆にこれは親御さんが心配されて好ましくないかと思

いますが、事情が事情ですので、止むをえませんでした。 

 なにしろ、言葉が通じないので大変です。 スマートフォンで即語訳ができる人もいましたのでそれは良いとして、私も含め、何人かはスマフォを使っていませんでしたので

数日前から私が韓国語と日本語の日常的・また予想されるようなやりとりを書いたバイリンガルシートを作成し、使う使わないの差異はあったと思いましたが各家分を作成し

ました。家のパソコンも、翻訳サイトを常に表示しており、双方向の翻訳ができるようにしていました。(追記) 

 24日、夕方に近くの野母崎文化センターに生徒さんを迎えに行き、顔合わせ、その日、車で連れ帰って夕飯・宿泊。

夕食は生徒さんの来日前からの希望もあって、寿司、鳥のカツ、ラーメンなどにしました。一人暮らしが長いと、食事の支度などは手馴れるものです。  


夕食のメニュー

 ただ、思っていたより少食で、翌日私の昼ごはんになった部分がかなりありました。

 一人お腹が痛く、体調の悪い子がおりましたが、以前から「明日の胃壁を思う会」(笑)で、胃腸のケアにはかなり経験があるため、アレルギーがあることも聞き、太田胃酸を

少し飲ませて、お腹にカイロを貼らせたりして、寝るまでにはほぼよくなったようで幸いでした。^^

 25日は朝8:30に文化センターに集合するため3人を車に乗せて出発し、私は家に仕事にもどりました。

午後3時ごろ、文化交流会が終わる少し前に会場に行き、機材等の片付けのお手伝いをして、オーディオ機器などの輸送を行い、家に戻りました。


文化交流会

 生徒さんは上記交流会のち、夕方に三和付近で別場所でのお別れ会を済ませて、夜10:30頃会場からのマイクロバスが、こちらの家まで送ってくれました。

その日は風呂に入って就寝でした。

 「明日は早いから適当に寝なさいや」と、韓国語を印刷して、もっていきましたが、旅の楽しさか貸したジェンガやトランプで結構夜更かししていたようです。

私は自分が早起きしなければならないので早々に寝ました。


2つは近くの民宿さんから借りたフトンです。

 26日の朝はバスの時間で集合が7:20と早かったので心配でしたが、私は運よく目覚めた4:30に起き、自分の仕事をできるだけ済ませ、子供達は6:30に起こして身支度

させました。

 朝食は家では食べさせず、弁当を持たせることになり、前日の夜にパン・イチゴ・お菓子・カステラ・ジュース・カフェオーレ・お絞りをつめた朝ごはんセットを作っておきました。


朝ごはんセットです。

 集合時間になんとか間に合い、バスを送り出してやれやれでした。C=(^◇^ ; ホッ!  わが愛するボロ車「気の毒号」も送り迎え、会場の機器輸送に大活躍でした。

韓国ではしつけができていない子も多いと聞いていましたが、3人ともおとなしくてとても助かりました。


生徒さんがくれた沢山のお土産

他、民宿きららさんが二人分のふとんを無料で貸してくれたり、子供達のためにイチゴをくれたり、いつもお世話になっている以下”Oさん”がおしぼりタオルをいただいたりと、

周囲のなにより、今回の行事を、企画した別の団体から依頼され、会場の運営からオーディオ機器の貸し出し、もちろん大人数の宿泊のお世話までお世話をされたNPO法

人ノモッちさんのご苦労は大変なものでした。

 ●日韓交流事業に先立つ21日に、学生さんが偶然宿泊に

 上記の日韓交流事業は、昨年から予定されていたのですが、驚いたのは、彼らが宿泊する3日前、本当に偶然に、宿泊するところに困っておられた観光の韓国の男子学

生さんがうちに泊まりに来たことでした。移住約3年のち、初めての宿泊客です。こんな偶然があるのかな・・・と本当に不思議としかいいようがありません。(追記)

 21日、私がいつもお世話になっている近くのO様と、たまたま福岡の娘さんをお世話に行かれていた奥様を長崎駅前に一緒に迎えに行って食事でもしましょうと行ったとこ

ろ、奥様が高速バスで一緒になられた韓国の観光の学生さんが、今夜だけ泊まるところを用意しておらず、ネットカフェなどを教えて欲しいということで、4人で話しました。

 日本語が大変上手な人で、本当に助かりました。なんでも、日本のアニメをみまくって覚えたそうです。(すごい・・・。)

 ただ、私もO様もネットカフェなど知らないので、「よかったら野母崎に来て、うちに泊まりなさいよ」ということになりました。ちょうど、上記の日韓交流会のために宿泊のフトン

や掃除もすでにしていたので、ほぼ準備OKできわめてタイムリーでした。

 駅前市街地で美味しいラーメンを4人でまず食べ、O様の車でワイワイいいながら夜に野母崎へ帰ってきました。

 夜12:00頃まで、私の家で彼の明日以降のバスや観光の予定を立てたあと、日韓の考え方など、かなり深い話ができて、大変有意義だったと思います。

 まず、この方は日本が好きで、ひいおじいさんの時代に何があったかはしらないけど、それで今の日本の人をうらんだり、死ねとかいうのはおかしい、と言われていました。

 日韓併合時代に仮に日本がひどいことをした(らしい)と思っている人でも、そういう感覚・認識なのです。普通そうだと思います。  

 半分くらいはそういう常識的な人、サイレントマジョリティだそうですが、ただ、残りの半分はもう、日本のことを擁護しようなら噛み付いてくるような人がやはり多いそうです。

 また、韓国の教育では、「日本は自分たちはまったく悪くないと教えている」と教えているそうです。それはぜんぜん違うよ、日本は戦後、自虐史観でとにかく全部日本が

悪いという、異常な教育をしてきたということを言いました。彼らにはとてもその理由がわからないのです。

 だいたい、韓国にとって日本と仲良くして悪いことなどひとつもない、韓国また日本にとっての脅威はまず北朝鮮、そして中国でしょうというのが、一致した意見でした

。とても有意義なひと時でありました。

 翌日、O様のお家にさそわれて朝食を4人でゆっくりとり、12時前のバスで見送って、彼は旅立っていきました。

始終「もしかして日本の人たちはみんなこんなに親切なのですか・・・。」と感動してくれました。私は「まあ、ここまでのことは珍しいけどね・^^;」とはいいました。

 翌日、市街地に出た彼が、このO様に電話をしてきて(正確には乗ろうとしたタクシーさんがO様の名刺を見せて電話されました。)お世話になったからお土産をもって野母

崎にもう一度来たいといいましたが、このとき、たまたま、仕入れで市街地におられたO様と再会して、お土産を受けて帰ってこられました。お土産はカステラでしたが、その

カステラが、上記日韓交流事業の子供達にもおやつや弁当などにわけてあげることにしました。

 彼が来てくれたおかげで、間近にせまっていた日韓交流会の生徒さんの宿泊のとてもいい予行演習になり、精神的にだいぶ気楽になりました。

 ・・・・・・・・・

 なんとも、不思議で激動の一週間でした。

 最後に補足させていただきますと、私ははっきりいいまして、韓国という国自体は基本的に嫌いです。虚構に基づいて日本のことを世界中で誹謗している事実をよく知ってい

る国を好きになれといっても不可能です。また、今回の日韓文化交流会を後援しているのが、民団やいわゆる平和団体が多いことから、こういうものに協力すべきかと

いうことは、(訂正)少なくとも次回以降はやめるべきではないかと、慎重論を唱えていた)人間です。今回は途中まで知らないまま協力したこともありましたが、以降はもう

特にこういう団体の後援している中韓交流会関係のイベントへの協力は控えるつもりです。

 ただ、それと一旦決まったことや子供達の世話をきちんとし、少なくとも一度は関わることは色々な意味で必要と思っています。協力すればこそ、意見・反対する資格が生

まれると思っておりますし、また個人的な知り合いや困っている人に親切にすることは当然と考えております。

 また、特に最初にこられた学生さんと深い意見交換、交流ができたこと、日本人が親切と思って韓国に帰ってくれたことは、大きな実りだったと思います。

 それと、現在の個人的な厳しい状況や、不当に取られた税金をとりかえさなければならない税務の問題、引越しの問題などをかかえた中で、外国の子供達を家に泊めて

一人で世話しなければならないというのは、正直、大きな試練でした。実際に始まるとおもったほどではなかったのですが、これをなんとか無事にこなすことができたのは、

大きな自信になった気がし、また無事に済んだことを感謝しております。 

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2月12日 ★村おこし孤独隊 (2014年12月ごろ)

●「民宿 きらら」さんの イルミネーションカンバン

 連日、写真がでてきましたので、追伸のように更新してしまいます。 

 先日記述しました、パン屋のおそのさん・漁火さんのカンバン作成のあと、昨年12月、この脇岬のすぐ近くの民宿 きららさんの小さなイルミネーションカンバンを作成ししま

した。きららさんは私が始めて報酬をもらってホームページ(上記)を作成させてもらった民宿さんで、ここに移住した約3年前に3日間宿泊させてもらって、自分の家を直した

ところでもあり、なにかとご縁のあるところです。

 昨年12月ごろ、お店の入り口に置かれていた、大きなサンタクロースの銅色の石膏像がありました。(もらいものだそうでした。)

 ただ、お店の前の道路で、車を運転する人からみると目をうばわれてぎょっと驚く人が多いことを複数聞き、これはちょっと危ないなと思いました。

 そこでご主人にこのことを相談して、私の持っているあまっているイルミネーションで、こじゃれたカンバンを作ってあげるので、銅像はやめたらどないや、私がオークションで

売ってみるから私にくださいなと言って見ましたら、快くOKしてくれました。 

 もともと、この脇岬の子ども会のクリスマスイルミネーションの講師?もした年がありましたので、結構イルミネーションには縁があったりします。

 そんなわけで、作った看板が以下です。  

ちなみにこれがもともと、きららさんの前におかれていた銅像です。

どうやら作家さんが個別に作成された、価値のあるもののようでした。

当初、サンタさんに見えず、私は「嘆きの像」とか呼んでいました。

オークションに1円で出したらなんと1円のままで落札してしまいました。*o_ _)oバタッ

ですが、お送りした先様は、庭園に飾ってくださるらしく、大変喜んでいただきました。

めでたしめでたしです。^^

さて作成です。 

 材料はまたもあまった12mmのコンパネです。昔、作った机を解体して材料にしました。

 カンバンの幅は70cmくらいにしました。

 まず下書きで文字を下書きしました。

今回は、イルミネーションのLED球がすっぽり挟まる穴(約5mm)をドリルで

あけて、そこにぴったりLEDをはめ込んで光らせるという方法にしました。

”きらら”という字を入れた右側には、民宿をモチーフにした、5mmのアクリル板で作った簡単な

家の形をレーザー加工機の試運転・修練を兼ねて切り出し、さらにその右側には海を表現する

ことにしました。 

レーザー加工機で切り出した5mmのアクリル板です。

残念ながらこのとき、レーザー加工機が壊れてしまいました。

;; 修理には2万円かかります。 /(*ε*) アイタタ・・・

板にLED用の穴を開け、さらに

木材保護塗料を2回塗りました。

乾燥後、さらに油性ラッカースプレーで黒色に塗りました。

さらに、十分に乾燥させた後、板の裏側からLEDをはめ込んでいきます。

写真は板の裏側です。

家の形のアクリル板を木ネジなどで少し浮かしてとめ、LEDをはめこんだら

もう完成です。^^

LEDが整列してならぶのでなかなか綺麗です。

ということで、もし脇岬にこられる際はぜひこのカンバンを探してみてくださいまし。<(_ _)>

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2月11日 ★村おこし孤独隊 (2014年11月ごろ)

●「パン屋のおそのさん」さん&「民宿 漁火」さんの 欧風金属風・木製カンバン 

 最近、いつも私の心情を反映した暗い話ばかりになってしまって恐縮です。後悔日誌ですのでその通りといえばそうなのですが、

せめてこの町の活性化やお手伝いに関わってきた建設的な内容も、ちょっと紹介してみたいと思います。記述の順番が実際の活動と違い、やや前後してしまいそうです

がご容赦願います。写真はいつも撮影していましたので、これからしばしばアップしていきたいと思います。

 ★村おこし孤独隊とは

 先の後悔日誌でも触れておりましたが、通販業で仕事では他人と会わず、しかも一人で暮らしていますと、他人様と接触する機会は貴重で、何もしないとほとんどありませ

ん。ただ、他人様との接触を欲するからといって、自分のような魅力無き者が無意味に他人様の時間を奪うのは大変な迷惑と考えております。

 そこで、少しでも他人の役に立つことをして、その報酬として他者と接触する機会を得ることにしています。(※無意味に誰に対してでもボランティアをしているわけでではな

く、恐縮ながらまったく知らない人にいきなり依頼されたからといって、無報酬で働くようなことはしておりません。)

 報酬は、特にもらわないのが基本ですが、状況によって、材料費、また相手がどうしてもといわれたときは自給で¥1,000を基本に受け取っています。

 一昨年から、近くの野母崎コミュニティカフェ・リップルさんの色々な設備工事や修理、そこでまた知り合いは多くなり、街の色々な修理や作成を行ったり、自治会の回覧板

を作成したり、また、こちらの野母崎活性化のためのNPO法人「のもっち」さんという団体の広報「のもっち通信」に寄稿させてもらい、その取材をまた他人様との接触の機会

にしたり、パソコンの修理やホームページの作成をしたりと、地味にささやかな努力しています。「気の毒号」(車)も活躍しています。

 そこで、いつのまにか「村おこし孤独隊 皆さんの政田」などという奇怪なネーミング( ̄w ̄) ぷっを使っている自分が居ました。

 昨年も結構色々なことをし、すでに後悔日誌にもしばしば書いておりましたリップルさんの工事、大変お世話になっている緒方米穀店様の改装などがありましたが、それ以

 外にやりましたことなどを、今後は「村おこし孤独隊」という別枠のこの緑色の記事で喚いて逝かせて頂きます。

 ●今回の作成のきっかけ

 野母崎から北へ車で25分くらいの三和というところに、大変美味しい手作りパンの「パン屋のおそのさん」というお店様があり、コミュニティカフェリップルさんにも臨時出店

されていることがあり、お知り合いになりました。お店の名前からもわかりますように、「魔女の宅急便」の雰囲気のイメージを作られており、また映画の中にでてきた欧風の

金属製のカンバンみたいなのがほしいな〜という希望があって、つい私が「ほんならためしに木で作ってみましょうか」などとのたまい、自分の工作技術の修練として作らせ

て頂きました。 

 ついでにと申しますか、その話をリップルでしていた時、おそのさんともお友達で、こちら脇岬の「漁火」さんという民宿さんの方からも「ええ〜いいなあ、私にも作って〜^^」

ということがありましたので「ええい、1枚も2枚も一緒じゃ〜 殺ってまえ〜 いえやってまえ〜」ということで、丸い金属風の木製カンバンを2枚つくることになりました。

 ・実際の作成 
 

切断や切抜きを多数行いましたので、主に電動ジグソー、トリマー、スパイラル加工の糸ノコ

他、あまり使いませんでしたが卓上イトノコなどを用いました。 

他、表面を整えるのに電動のサンダー、やすりなども用いました。

 材料は、あまっていた12mmのコンパネを使いました。

 あまっていた細いアクリル板でジグソーのコンパスを作って、

 ジグソーを回転させて板を丸く切り抜きました。

板の直径は直径で60cmくらいだったと思います。

円の端が少し足らなくて、ついだりしています。

 パソコンでデザインを実際のカンバンの大きさに印刷し、

 それをカーボン紙で板に写し取ります。

さあこれからは色々な方法でひたすら切り抜きです。

主にジグソーを使いましたが、どうしても細かいところはスパイラル加工の糸ノコで手で切りました。

 直線を綺麗に切り抜くため、トリマーを用いました。

定規を固定して慎重にゆっくり切るとばっちりです。

 切り抜きがおわったら、電動のサンダーややすりなどでソゲや毛羽

立ちをできるだけ削りました。

吊り下げるための金具(ステンレス製のヒートン)を防腐もかねて

 シリコンを塗って先に取り付けました。

次は、このときもっとも重要視した防水と塗装でした。

 屋外に設置される予定でしたので、徹底的に防水する必要があると思い、

 以下の順番で行いました。

 1.水性の木材用防カビ・防腐塗料×2回塗り

 2.油性ペンキ(白色・画像はそのときです。)塗装。

 3.最終の黒色のスプレー塗装 (↓の次の写真です。)

 以上、かなり手厚く塗装しました。

できあがりです。最後になりましたが、デザインは、

左のぱんやのおそのさんは、魔女の宅急便をモチーフにおそのさんご自身の

原案を私が配置、若干修正し、右の漁火さんは私が簡単に実際にお店から見える風景を

図案化してデザインしました。

  完成後お二人に渡すと、予想外に喜んでいただきまして、屋外で痛んだらこまるので家の中に飾ると言い出され、あの手厚い防水処理は・・・orz と思う瞬間もありまし

 たが、ともかく喜んでいただけて幸いでした。報酬に美味しいパンを沢山いただきました。^^  

漁火さんは今、営業をお休みされていますが、おそのさんは店内に飾ってくださるそうですので、ご来店された方は見てみてもらえると幸いです。 

 なお、昨年の紹介ネタは色々とまだ残っておりますので、できるだけ早いうちに今までの分は掲載しておきたいと思います。

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2015年1月28日

(30日一部訂正)

●年賀状メッセージにかえて 人の縁と長い冬●

 改めまして、まだ辛うじて1月ですのでご挨拶ですが、旧年中は誠に有難うございました。久々の後悔日誌です。

 色々な方にいつもご声援・ご心配をいただいてすみません。

 昨年の年末は、後日詳しく公開しますが税務調査の更正や色々なことについて精神的な疲労も大きく、年賀状も最低限知り合いにはだしましたものの、とても気分的

に年賀状を出すようなものではなく、まともにメッセージもかけませんでした。本当に失礼いたしました。

 年賀状をお送りした方には、このページを読んでくださっている方が多いとお察ししますので、本記事を本来年賀状で伝えようとした内容で、とてもこんな鬱陶しいことをかけ

なかったこと、として読んでもらえると幸いです。

・・・ 

 ここに来て、町の色々な付き合いなどで、多くの方とある程度深く接触して色々なご家庭の事情なども話していただいたりして、善悪美醜、様々な話を伺って考えさせられ

、またこれに自分の体験と重ね、いまさらながら人と人の信頼や絆というものは、決して血のつながりが絶対とされるものではないということがはっきりと実感できました。

 縁というものは、その縁をきっかけとして互いを思いやって大事にするからこそ絆や愛情・信頼関係が育っていくものであり、きっかけだけで何をしても絆や縁が保た

れるなどということはありえないということが、よくわかりました。現実に、たとえば親類・親戚などは一緒に住んでいる家族の次に縁のあるもののはずですが、世間で多い

もめごとはまず親戚間です。 血のつながりは信頼の基盤として必ずしも絶対ではないということを実感したこの体験は、貴重であるのかばかばかしいのか、よくわかり

ませんが、もしそうでなければ、自分の子供や親を殺す人間はいないでしょう。

 縁に始まる信頼や絆は努力して育て、守らなければ保つことはできないということ、そのためには、相手の立場、第三者の立場に立って考え、思いやり、行動しなければ

ならず、また、たとえ悪意がなくても、思いつきや衝動だけで結果的に人の心を踏みにじるようなことをすれば、まして何度も重ねていけば、いかに縁あった人でも離れていき

ます。

 自分が万一、家族を持つことがあったら、どんなことがあっても妻や子に今の自分のような思いだけはさせるまい、そんな心配はする必要もおそらくありませんが、時々思

います。

 私の場合、かつての自分の家族・一族には、それぞれのときにできるだけの誠意は尽くしてきたつもりでしたが、色々な経過ののち、感謝はしなければならない、しかし、

 もう思い出したくはない というような人間になってしまいました。

 自分を育ててくれたのは家族であり、それは感謝しなければなりませんが、その心に風穴をあけていったのも、また家族でした。

 それ以来、心の穴に吹くもがり笛をいつも感じながら、この地域の人々との接触を一時の心のカイロにし、なんとか自分の心を支えています。

 しかし、これは決して私だけではなく、この地域にも似たような境遇や孤独な方、お客さんや友人でも多少違いはあれど、そういう中で果敢に生きている人がたくさんおら

れます。いまのご時世、順風満帆で幸せな方の方が、むしろ少ないのではないでしょうか。

 そしてそういう接触の中で、安らぎを与えてくれた人には、ささやかながら、何かの形で御礼をするように心がけています。


年末、いつも親しくさせて頂いているお店の方がわざわざ私に作ってくださった御節料理・感激です。

 また2日に1回は犬の散歩で観音寺にいって手を会わせ、安倍総理の健康など、色々なことをお願いしますが、利己的ながら今一番願うのは自分の心を正しく導いてほしい

ということです。 人間、特に男は、支えあいながらも、結局は自分自身、個人ががしっかりしなくてはなりません。

 今の状況を乗り越え、今の環境を整理して移転し、今年こそ新しい一歩を踏み出せば、きっと向こうに何かが待っているというきがします。

 こういうことをあえて語ることで、自分自身をその行動に駆り立てる必要性も感じます。

 3年前、今の家を買ったときは諸所、古く、かなり痛んでいましたが、夢が膨らみ、どんどん改良していたときは本当に楽しく、ここが終の棲家になるかと思っていました。

 しかし、今は寂しい記憶が残るだけの家となってしまいましたため、このお家をゆずって頂いたご一族に本当に申し訳ないのですが、この家は手放すことにいたしました。

 私だけが無理して今の状態で住んでいても、経済的にも精神的にももう幸せにはなれないでしょう。

 不幸な人間がそのまま住んでいるだけでは、家もかわいそうです。それなら、幸せでにぎやかな別の家族に住んでもらって上書きしてもらい、自分もそれを期に過去の

記憶を一切捨て、その売った費用で新たな活路を得る。1年以上考えて、こういう結論にいたしました次第です。

 こんなところに希望を見出している今日この頃です。

 以上、おくればせながら、年賀状代わりということで、自分のことばかりで恐縮でした。

 知り合いやお客さん、友人だけでも何人もおられる、それぞれの冬の中を、涙しながらでも前進している心の勇者に、今年こそ、暖かく優しい春がおとずれますことを心か

ら祈って止みません。                        

●養殖サンゴと経営●

 ひとつの新しい事業を始めたとき、ようやく起動にのってくるのが、だいたい3年といわれておりまして、養殖サンゴはちょうど今やっと大阪でのテストの1年を入れて4年目

くらいに入り、昨年の年末くらいからやっと仕入れや準備費用がとどまってきて、多少、よくなってきたところでした。

 恥をさらしますが、これだけの色々な商品や販売をやっていて、私はここ3年ほど、自分の年間所得は200万円もありません。2013年度など100万以下でした。

 (そんな中で、税務調査が入ること自体、まったくどうかと思うのですが・・)

 不景気で販売がどんどん落ち込んでいることに加え、さらに底なしにだめになっていく生体販売をなんとか打開するために、養殖サンゴの準備で費用を使わざるをえませ

んでした。

 昨年は養殖サンゴの研究でかなり多くのことがわかり、また大きく改善ができた一年でした。2013年以降、本格的に開始したもののなかなかうまくいかない種も多く、養殖

用に入荷したサンゴが死ねばすべてロスになりますので、特に2013年は資金的にも大変苦しい時でした。貯金が本当に10万ちょっとまでになってしまったこともありました。

 しかし、昨年2014年は、種々の飼育方法の解明もさらに進み、また添加剤の改良に成功して全体的に状態が向上、特にこれまで何度ためしても難しかったウミアザミの仲

間もやっと増殖が見込めるようになりました。水質もプロテインスキマーも使用せず、水換えもほとんどない状態で栄養塩も極端に低く、SPSも水質的にはなんら問題なくウス

コモン、ミドリイシも一種だけですが、いくつかの種が安定して増殖させることができるようになりました。

 一方、確実なことではありませんが、あまりに栄養塩が少ないためか、栄養塩があったときはよく成長していたチヂミトサカの成長が止まり、逆に栄養塩がある環境を用意

しなければならないような感じがあります。

 改善点はまだまだありますものの、全体としては良い方向に向かっています。

 改めまして、養殖サンゴは60〜120cm水槽に、サンゴを端から端まで敷き詰め、状態よく成長できている状態で、ようやく1日に¥300〜¥500分くらいの増殖が見込める

というものですので、とにかく最初は費用がかかります。

 本来、水槽養殖など、きわめて利益的には非効率の極みでして、たとえば120cm水槽を普通の販売サンゴ水槽として運用していれば、過去は当店でも一本の水槽で1日

数千円〜1万円分くらいは販売できており、本来ははるかにそのほうが有効です。養殖サンゴのように、1日に¥500未満の利益ということは無いはずです。

 しかし、今は直輸入でもしない限り、仕入れ価格に送料経費と死亡のロス分を乗せただけでもう通販では販売はほぼ無理というどうにもならない現実があるため、一般種の

普通の販売はあきらめざるを得ません。

 養殖サンゴは種々困難はありますもののまだ希望があり、販売価格も低く、昨今のような厳しい時勢でも買ってもらいやすく、またこちらも養殖を研究してるだけに飼育の知

識も豊富なためサポートしやすく、また養殖を可能にするための添加剤なども商品として同時開発でき、結果、喜んで頂けておうちでも増やしやすいのが利点と思っています。

 今後、SPSの種類を増やすことと、今販売休止しております種、ディスクコーラルの種類を回復させることと、全体的なさらなる安定増殖が目標です。

 また、今のこちらの水槽・システムにも、欠陥・改善点を見つけています。これを、今年目標の移転時に一気に改善してしまうことも目標です。

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